1. はじめに

 電気は、現代の生活に必要不可欠であることは言うまでもない。ほとんどの人が・毎日・なんらかの形で電気装置に触れている。しかし、エネルギーの利用には必ず危険が付きまとうと言う宿命がある。もちろん電気エネルギーも他の形態のエネルギーと同様に危険なものがあり、その利用を誤ると人身に危険を及ぼし、火災の原因となり、通信設備等には誘導障害および電波障害を与える危険性をもっている。これらの危険を防止し、安全を確保するためには、電気に関する基本的なことを知ることと、電気の使用に関するルールを正しく理解することが重要である。
 ここでは電気の安全使用に関して、まず初めに研究室、実験室内の電気設備について説明し、次に電気災害とその予防について、そして実際に電気装置へ配線する場合の注意点について述べる。